EVENT INFORMATION
昨年11月開催の第22回長崎サミットにおきまして『オープンイノベーション宣言』が採択されました。
このオープンイノベーションの手法を自社の課題解決にどのように用いるべきかを考える契機としていただけるよう、当会議と長崎市の共催にて標題のセミナーを下記の通り実施いたしますので、是非とも多くの皆様にご参加いただきたく存じます。
長崎サミット『オープンイノベーション宣言』マインドセットセミナー
昨年11月の第22回長崎サミットにて「オープンイノベーション宣言」が発表されたことをうけて、NAIGAICREWによる「おさかなサブスク」といった具体的な事例をもとに、地元の事業者がオープンイノベーションを自分事として新規事業開発などに取り組めるようにすることを目的として、長崎都市経営戦略推進会議が長崎県、長崎市と連携して開催するイベントです。
伊藤忠インタラクティブ(「おさかなサブスク」プロジェクトメンバー)より現地1名、オンライン2名の講師をお招きいたします。
テーマ 東京×長崎:オープンイノベーション ~おさかなサブスクプロジェクト~
在京企業伊藤忠インタラクティブ(以下 IIC)の企画について、在崎企業ジョイフルサンアルファ、F.デザインNAGASAKIが連携し、長崎県、市、地銀によって運営される長崎のオープンイノベーション拠点 CO-DEJIMA がサポートし、現在、東京×長崎の実証事業として、進行中のプロジェクト。
最新の冷凍技術で凍らせた長崎の美味しい魚を関西以東の首都圏中心にサブスクリプションサービスとして展開していく予定。
【前半】事例紹介
長崎市にも進出している東京の大手 SI 企業 CTC が持つオープンイノベーション施設 DEJIMA との地方創生ワークショップ「デジマ式 plus」へ、長崎市が持ち込んだ「漁業関係者の所得アップ」という課題に対して、IIC が出した企画をきっかけに開始。
同企画について長崎側のメンバーである地銀、行政、地場企業が一体となり、実証実験まで 1 年というスピード感で実現。
長崎と東京という、距離も利害関係も異なる組織間の連携、長崎チームと伊藤忠グループのアセットの組み合わせをどのように実現してきたか、そのプロセスを紹介しながら、全体の目線を一つにするため、中心に設定されるストーリー設計、ブランディングという考え方の重要性について紹介。
【後半】交流会
IIC という会社は伊藤忠グループの広告代理店的な事業会社で、伊藤忠グループ内のアセットを活用した事業創出、事業創出支援を行うというユニークなミッションを持った会社であることから、そういった特異性、ならびに東京側の企業として、今後、長崎の事業者とどのような取り組みが出来そうかについて、ディスカッションの時間を設定。
登壇者
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土居 充 氏
伊藤忠インタラクティブ株式会社 プロデューサー
長崎おさかなプロジェクトのメイン担当。デザイナー出身のプロデューサー。元エンジニアであったり、WEB メディアやイベント企画等、担当領域を越境し、新しい取り組みを考えることを得意としている。
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水谷 正紘 氏
伊藤忠インタラクティブ株式会社 コピーライター/プランナー
長崎県長崎市出身。伊藤忠商事の次世代化プロジェクトのコンセプトメッセージデザイン、ワタベウェディングの新事業のブラン ドメッセージ等、ブランディングに係るメッセージ、コンセプト設計の実績多数。
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松本 純一 氏
伊藤忠インタラクティブ株式会社 アートディレクター
長崎県大村市出身。練馬区のシティプロモーション、「いまできること」「みんな元気になるトイレ」「みんな元気になる福祉避 難所」等、産官プロジェクトにまつわるサービスコンセプト設計、ブランド、サービス、製品プロモーションのアートディレク ション、デザインの実績多数。